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REPORT-レポート
2024/9/15
8/24 神永学氏講演会「本嫌いだった私が小説家になった理由(わけ)」
8月24日(土)に、富士川町制施行15周年記念 神永学氏講演会「本嫌いだった私が小説家になった理由(わけ)」が、はくばく文化ホールにおいて開催され、町内外から約300人が参加しました。神永さんは本町舂米地区のご出身で、生い立ちからこれまでの経歴、小説家になった経緯を赤裸々に語っていただきました。幼少期には周囲とうまくなじめず、映画の世界に没頭し、映画のその後のストーリーを想像することが楽しみだったそう。こうした経験が新しい物語を創造することにつながっていたのかもしれません。また、映画監督を目指して進んだ日本映画学校(現日本映画大)でシナリオが書けず、先輩の勧めで本を読み始めたとのこと。卒業後に働きながら自費出版した作品が編集者の目に留まり、2004年にデビューしたことも紹介しました。
出版業界については「自分の世界を持っている人が多く、それを個性と捉えてくれる。(私には)向いていたと思う」と説明。小説家を目指す人に対しては「他人に言われたり、もうからなかったりしても書き続けることが大切」と語りました。講演後のサイン会には、サインを求めるファンの方々の長い行列ができ、大盛況でした。
昨年度、神永さんから当館に多数ご著書の寄贈をいただきました。地域資料コーナーだけでなく、児童書コーナー、YA(ヤングアダルト)コーナーにもありますので、ぜひお読みください。